基礎から学ぼう 講座2「JSLカリキュラム」のご報告と質問への回答
「基礎から学ぼう 講座2 JSLカリキュラム」は、京都市教育委員会の大菅佐妃子先生を講師にお迎えして、お話をうかがいました。
まず、企画者から「JSLカリキュラム」を取り上げた理由を以下のようにお伝えしました。
・年少者への日本語教育では「教科学習に参加するためのことばの力の育成」という視点が不可欠であること
・特別の教育課程による日本語指導のプログラムに日本語と教科の統合学習(このプログラムを実施するために文部科学省が開発したものが「JSLカリキュラム」)が入っていること
・一方で、特別の教育課程による日本語指導が実施できない理由として「日本語と教科の統合学習の指導ができる教員がいないこと」を挙げた自治体が多かったこと
⇒ JSLカリキュラムについての基礎的な知識を持つことが大変重要である
その上で、大菅先生から開発の背景、理念、授業づくりのポイントなどについて具体的にお話しいただきました。
受講された皆様からグーグルフォームでいただいた質問を大菅先生にお送りし、ご回答をいただきましたのでご覧ください。
なお、個別のご質問にお答えするかたちではなく、寄せられた質問を大菅先生が整理しポイントを絞って答えてくださっています。またこの回答はあくまでも講座2の大菅先生のお話を聞いたことを前提に補足的に説明されているものであることを申し添えます。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。