基礎から学ぼう 講座4「DLA」のご報告と質問への回答
「基礎から学ぼう 講座4 DLA」では、大阪大学の櫻井千穂先生を講師にお迎えして、お話をうかがいました。
まず、企画者から「DLA」を取り上げた理由を以下のようにお伝えしました。
・子どものことばの力を把握することは、指導を考えるうえで不可欠ではあるが、実際には非常に難しいこと
・それを念頭に開発されたものがDLAで現場での認知度は高まってきているが、企画者の実感として、誤解も多いように思われること
⇒ DLAに対する正確な知識を持ち、その意義を理解している指導者・支援者が必要!
「最も詳しい方から直接お話をうかがう」を目的として、この講座を開講する
その上で、櫻井先生から「DLA」開発の背景や具体的な実施方法、子どものことばの力をどうとらえたらよいか、私たちは子どものことばとどのように向き合う必要があるのか、といった点についてもお話しいただきました。
受講された皆様からグーグルフォームでいただいた質問を櫻井先生にお送りし、ご回答をいただきました。中には、DLAをいかした授業づくりはどうしたらよいか、といったものや、高校でのDLAの実施についてのご質問もありました。授業づくりにつきましては今回の趣旨が「DLAの理解」であることから、高校段階については現在検討中であることから、ご回答はいただかないということにいたしました。その上で、櫻井先生に皆様からのご質問をご覧いただき、類似のご質問をまとめてご回答いただいております。なお、授業づくりにつきましては、次年度以降新たな研修を実施する予定です。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。