基礎から学ぼう 講座3「初期指導」のご報告と質問への回答
「基礎から学ぼう 講座3 日本語初期指導」では、横浜市立南吉田小学校の藤川美穂先生を講師にお迎えして、お話をうかがいました。
まず、企画者から「日本語初期指導」を取り上げた理由を以下のようにお伝えしました。
・外国人児童生徒等への初期指導担当者が持つ「日本語教育の知識・経験」「学校教育や子どもの発達に関する知識・指導経験」は非常に多様であること
・情報提供や研修の機会は決して多くないこと
⇒ 「日本語を教えるとは?」「子どもに指導するとは?」について、改めて確認する場が必要
その上で、藤川先生から「日本語初期指導」とはなにか、実際にはどのように授業が作られ実施されているのか、指導者の心構えとして必要なことは何か、といった点について具体的にお話しいただきました。
受講された皆様からグーグルフォームでいただいた質問を藤川先生にお送りし、ご回答をいただきました。たくさんのご質問が寄せられましたが、「適した指導方法」につきましては学習者の置かれている状況や地域の支援体制等とも深くかかわるため、「こうすればよい」というお答えはありません。皆様からのご質問を大きくまとめ、藤川先生からのアドバイスという形でご回答いただいております。受講された皆様がそれぞれの場で、藤川先生のアドバイスをいかした「ご自身なりの初期指導」を見つけていただけたらと考えております。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
なお、第4回の回答はもう少々お待ちください。